荷おろし症候群



いわゆる「5月病」とは、難関を突破して希望の大学や会社に入った新人生や
新入社員が、5月頃になると仕事や勉強に身が入らなくなり、無気力な状態に
陥ってしまうことをいいます。
これは一過性の不適応現象ですが、なかには登校拒否や出社拒否にまでいたる
人もいます。また、5月に多く見られる傾向ではありますが、それ以外の月に見られ
るケースもあるため、こうした現象を「荷おろし症候群」と呼びます。

代表的な兆候は
@ 寝つきが悪くなる
A 新聞やテレビを見る気がしなくなる
などが挙げられます。

荷おろし症候群の原因は、大学や会社に入ることを最終目的にしてきたために、
達成した後には何もやることがなくなってしまうという目標喪失感によります。
傾向として、友人も少なく、親に言われていやいや受験勉強をしていたような人に
多く見られます。
荷おろし症候群にならないためには、誰かに言われたからというのではなく
自分で目的を見出すなどの自発的な発想や行動が必要です。
目先の成功や失敗にとらわれず、自分の可能性を追い求める気持ちが大切です